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絵本と子育てのサークル
read a book のブログです。 メンバー、随時募集中♪ 2010.02.24 Wednesday
絵本、先生に聞いてみました。
「先生に聞いてみました。」シリーズ。
ゆうき先生のご登場です♪ ☆お気に入りの絵本 私のお気に入りの絵本は「ねぎぼうずのあさたろう」 シリーズです(飯野 和好:作 福音館書店)。 この絵本は、主人公のあさたろうが色々な人を助けたり、仲間に出会ったり、
父と再会したりと旅をしていく、時代劇風の浪曲絵本です。 現在、シリーズは7作まで出ています。 何か後味引く絵本です。
この絵本との出会いは学生の頃。
東京の本屋で絵本を見ていたら偶然見つけて、 それ以来シリーズ全巻見ています。 もちろん主役はねぎぼうずのあさたろうなのですが、毎巻登場人物も楽しみで、 野菜をモチーフにしてあり、その武器や特徴も、その野菜になぞらえています。 ちなみに、あさたろうの必殺技は顔から出すねぎ汁です。 (あさたろうは玉ねぎがモチーフなのです) また、絵本中の浪曲風の語りや独特の絵から伝わる雰囲気は、 見る側はもちろん、読み手も楽しませてくれます。 絵本1冊の話しもそれほど長くはなく、ストーリーも分かりやすいです。
もしかしたら男の子のほうが好きになる子が多いかもしれません。 個人的には、この本に書かれている刀を振る時のズバや、
ねぎ汁をとばす時のビュルルル・・・、スポッ、チラッなども好きです。 保育の中で、あえてその言葉だけを取り上げて、 「チラッて、どんな動きだろう・・・」と問いかけ、
子どもたちと動きで表現しながら、 イメージを体を使って広げていく活動も取り入れたこともありました。 (「チラッ」と見るのは、どんな気持ちの時なのか?と考え、
答える姿もありました!) まあ、とにかく個人的にも好きな絵本です!!
☆思い出の絵本 思い出の絵本・・・というとあまり思い浮かばなかったのですが、
小学生の頃にあまり本を読むことがなかった私が(動いてばかりでした) 何度も読んだ「エルマーぼうけん」は、今も心に残っています。 あかみ幼稚園にもあり、見た時は、思わず懐かしさを感じました。 主人公のエルマーが冒険をして竜と出会い、 更に冒険を進めていく、話しです。3冊出ています。 昔、読んだ憶えがある方もいるかと思います!
☆おすすめの絵本 ストーリーの面白さ、という点でおすすめしたい絵本は 「すてきな三人ぐみ」 (トミー・アンゲラー:作 いまえ よしとも:訳 偕成社)
「おし入れのぼうけん」 (古田 足日:文 田畑 精一:絵 童心社 )
「さんまいのおふだ」などの日本に昔からある絵本
考えさせられるなぁと思った絵本は、
「おんぼロボット」 (アキヤマ レイ:作 理論社)
「おおきくなるって いうことは」 (中川ひろたか:文 村上 康成:絵 童心社)
本屋で思わず買った「象の背中(秋元 康:文 城井 文:絵 光文社)は、
とても感動しました。
たくさん紹介してしまいましたが、 興味があったら見て下さいね! ------------------------- ゆうき先生、お忙しい中、ありがとうございました。 こんなに絵本好きとは!?存じ上げませんでした(^^)? 「ねぎぼうずのあさたろう」は、アニメにもなりましたが アニメの絵だけでなく、ぜひあの絵本本来の絵にも 出会わせてあげて欲しい絵本です。 (浪曲風に始まるので、どう読めばいいか迷いつつ自己流で読んでしまいますが ぜひ一度ゆうき先生に読んでもらいたいです♪) →あさたろうシリーズにはまったら、 同じ作者の「くろずみ小太郎旅日記」シリーズ(クレヨンハウス)もどうぞ。 こちらも6作まであり。 「さんまいのおふだ」は色々な出版社の絵本がありますが 福音館書店のものは新潟の方言で書かれているとか。 こちらもぜひ越後出身のゆうき先生に読んで欲しいですね。 他にも沢山の絵本紹介をありがとうございました! これからもおすすめ絵本がありましたら、またいつでも教えてくださいね 2010.01.21 Thursday
絵本、先生に聞いてみました。
今年最初の「聞いてみました。」は、
ひろみ先生にご登場いただきました♪
2009.11.23 Monday
絵本、先生に聞いてみました。
絵本、先生に聞いてみました。シリーズ♪
今年度2回目の登場は、もも組フリーのまゆみ先生です♪ 『へんしんシリーズ』 あきやまただし 金の星社 私のおすすめの絵本は“へんしんシリーズの絵本”です。 言葉遊びの絵本で、「かさ」という言葉を“かさ かさ かさ ・・・”と 繰り返し言っていると、いつの間にか“さか さか さか ・・・”と 「さか」に変身するという内容になっています。 出てきた言葉を繰り返し言うと何に変身するのかな?という面白さと みんなで繰り返し言う中で共振性が生まれ、 ページをめくるのが楽しくなっていきます。 あかみ幼稚園では子どもたちが遊びを楽しむ中で 文字の必要性を見い出し、修得していくことを願っています。 集まりの場面でも子どもたちが楽しみながら 文字に興味をもてるよう名前当てゲームをしたり、 実際にもも組の各クラスで“へんしんシリーズの絵本”を読んでいます。 シリーズの絵本なので『へんしんトンネル』『へんしんオバケ』 『へんしんマジック』など色々な種類がありますが、 子どもたちから「次の集まりではへんしんオバケを読んでね!」と リクエストされることも多々あります。 今、年中組の子どもたちが楽しんでいる “へんしんシリーズの絵本”はおすすめです!! ぜひ見てみて下さい♪ ------------------ クラスみんなでの言葉遊び、とっても楽しそうですね。 うまくタイミングがあったり、 かと思えば変身が早すぎる子や遅い子がいたり(笑) へんしんシリーズは、現在9冊でているようですよ(ビックリ) まだまだ刊行されそうな予感。 ついつい笑いだしちゃう絵本、ぜひ親子で楽しんでみたいです。 まゆみ先生、お忙しい所ありがとうございました!! 2009.11.12 Thursday
絵本、先生に聞いてみました。
大変ご無沙汰のこのシリーズ、
あかみ幼稚園の先生方が登場してくれます(^−^) 今シーズンは、 「思い出の絵本」「好きな絵本」「おすすめの絵本」の中から 好きなテーマを先生に選んでもらいました。 今回の登場は、 リトルティンクル・フリー、みほ先生です。 『やぎのしずか』 田島征三=文と絵 偕成社 発行 年長担任をさせていただいた時の、思い出の絵本です。 クラスでやぎを飼っていたこともあり、 みんなに、もっとやぎに興味をもってほしい!と願って探した本でした。 この本は『やぎのしずか1 こやぎがやってきた』などとサブタイトルがついていて、 2・3・・・と続きがあります。 クラスの集まりで読むと、子どもたちがとても興味を持って、 続きを楽しみにする姿がありました。 内容は、“命”ということにも触れていて、絵本を読み終えて、みんなの表情をみると、 真剣な瞳で見入っていたことを思い出します。 子どもたちが、何かを感じてくれているように思いました。 絵本を通して、子どもたちは色々なイメージや思いを広げていくのですね。 子どもたちと同じ気持ちで、いつまでも、大切に絵本を読んでいきたいな♪と思います。 『こまったさんシリーズ』 寺村輝夫:作 岡本颯子:絵 あかね書房 発行 これは私の小学生の時の思い出の本です。 絵本というより料理本? でも、ストーリーの楽しさと、大好きな料理が載っていて、 友達とわいわい交換こしながら借りていました。 その当時を思い出す懐かしい本です。 『仕掛け絵本 や 絵がメインの絵本』 これは全般です!! ホントに大好きで、繰り返し読んだり、 書店に置いてあると立ち止まって見入ってしまったり・・・ あの1冊の中に不思議な世界が広がっているようでワクワクします♪ また、作っている人の気持ちや作る過程を想像すると、さらに興味もわいてきます。 「すごいなぁ~」と関心しながらも、子どもたちと一緒になって 「次は何かなぁ~♪」と楽しめます。 ぜひ 一冊手にとってみて下さい。 きっとワクワクして、いつの間にかお子さんと、一緒の気持ち (楽しい!ワクワク!次はなんだろ〜?など)になっているはずです♪ -------------------- みほ先生の、絵本が大好き♪という気持ちが伝わってきます(^0^) どんな絵本を選んだらいいかと悩んでいる方は、とにかく図書館や書店で、 まずは1冊、目に付いたものを手にとってみることから・・・かもしれないですね。 絵本は子どものものと決め付けずに入ってみて、 ママ・パパも一緒になって楽しむと、子どもも楽しくなっちゃうと思います♪ 先生が見つけたオススメ絵本、これからも色々教えてくださいね。 そういえば、「こまったさんシリーズ」作者の寺村輝夫さんは、 「おしゃべりなたまごやき」などの「王さまシリーズ」の作者(^0^) (→和歌山静子さんの絵も好きで、小さい頃よく読みました。) 「こまったさんシリーズ」と両方読んでみたいですね♪ みほ先生、お忙しい所、どうもありがとうございました! 2007.03.19 Monday
絵本、先生に聞いてみました。 *その6*
絵本、先生に聞いてみました。今年度最後の回は・・・みなさまお待ちかね!? 園長先生とさちこ先生です♪ * * * * * 園長先生 <先生の思い出の絵本> 我が子に「なつかしい絵本を1冊ずつ選んで」とたのんだら、 高1長女・・・「へんてこハウス」 作:たむらしげる (岩崎書店) 中2長男・・・「こすずめのぼうけん」文:ルース・エインズワース 訳:石井桃子 絵:堀内誠一 (福音館書店) 小6次女・・・「おでかけのまえに」 文:筒井頼子 絵:林明子 (福音館書店) ということでした。「とても1冊なんて選べないよ!」と言うのに、無理やり選ばせました。 それで私はというと・・・ 「ねえ、どれがいい?」作:ジョン・バーニンガム 訳:まつかわまゆみ(評論社)私も、「とても1冊なんて選べないな!」と思いましたが、今回は、あえて”1冊ずつ”にしてみました。 どの絵本も、いい思い出です。1つだけエピソードを紹介すると、「こすずめのぼうけん」は長男のお気に入り。おそらく長男は、自分と母親との関係をすずめたちに重ねあわせていたのだと思います。ある日、読んでいる母親が読みながら眠ってしまい(それなので、絵本を読むのは、私の役目でした)、長男は「もういいよ!」とひどくおこってしまいました。そのことを、家族で、今でも笑いながら思い出します。思い出は宝物ですネ! * * * * * さちこ先生 <先生の思い出の絵本> 自分の子どもにくり返し読んでいた本を紹介します。 「あらしのよるに」 文:木村祐一 絵:あべ弘士 (講談社) オオカミのガブとヤギのメイの友情の話。読みながら私自身もドキドキしたり涙が出たりの感動のシリーズです。 「めっきらもっきら どおんどん」文:長谷川摂子 絵:ふりやなな (福音館書店) ことばのリズムと音がたのしくて、そしてほのぼのドキドキする、何ともあたたかいお話。本をあまり読もうとしなかった次男もこの本は、お気に入りでした。 「エルマーのぼうけん」 作:R・S・ガネット 訳:渡辺茂男 (福音館書店) お話を読んで、情景が思いうかぶような本です。 その中には、子どもの好きな”竜””地図”が出てきて、読んでもらっていた子どもがお話の中に入りこんでいきます。今日はここまでと、何日もかけて、読んであげると読んでもらうことを、翌日も楽しみに待つでしょう。年長児くらいにおすすめ。 「三びきのくま」 私が小さいころ(いくつくらいかは忘れました)に、私の父がふとんの中でよんでくれた本です。そのタイトルが「三びきのくま」と知ったのはかなり後になってからですが・・・。私はその本のことを「銀毛のギラちゃん」と呼んでいました。それは「むかーしむかし ある所に ぎんげのぎらちゃんというかわいい女の子がすんでいました。なぜぎんげのぎらちゃんかというと、かみの毛がぎんのようにギラギラひかっていたからです・・・」というくだりで始まるからでした。私が大好きだったお話です。 * * * * * 子どもに絵本を読みながら寝ちゃうこと・・・ありますあります(笑)怒るんですよね、子どもが。いずこも同じですね。 「おでかけのまえに」は「はじめてのおつかい」と同じコンビの作品。せっかくのお弁当をぐちゃぐちゃにしちゃったり、おでかけ着をよごしちゃったり・・でも怒らずにアラアラ・・ですませる両親。こんなママになれたら・・ねぇ?と思う絵本です。(子どもも、こんなママだったらと思っていたりして?!) 「あらしのよるに」や「エルマーのぼうけん」はいずれもシリーズもの。どちらも映画化されていますが、童話への入口におすすめです。 「三びきのくま」は同タイトルで、現在色々な絵本が出版されています。さちこ先生が読んでもらったものがどの出版社のものかはわかりませんが(絶版、再販がくり返されることもあります)、大好きな絵本は、一緒に読んでくれた人のことも一緒に思い出すものかもしれませんね。「この本読んで!」と毎日同じ絵本を差し出されることにウンザリすることもあるかもしれませんが、いつかこんな風に思い出してくれるとしたら・・それも楽しみだと思います。 園長先生、さちこ先生、お忙しいところ本当にありがとうございました。 これまで先生方に紹介いただいた絵本は、いずれまたHPの方にもまとめて紹介させていただきたいと思っています。気長におまちください・・・ね(^^;) 2007.02.20 Tuesday
絵本、先生に聞いてみました。 *その5*
うちの子は、今幼稚園でどんな絵本を楽しんでいるのかしら? 「絵本、先生に聞いてみました。 *その5*」は、 メイプルキッズ&ちゅうりっぷ3組&もも3組です。 * * * * * メイプルキッズ あつこ先生 <クラスで今人気の絵本> 「もこ もこもこ」 作:谷川俊太郎 絵:元永定正 (文研出版) 「のせてのせて」 作:松谷みよこ 絵:東光寺啓 (童心社) 簡単な言葉やくり返しのストーリーが大好きです。 <思い出の絵本> 「すいかのたね」 作・絵:さとうわきこ (福音館書店) 息子が好きで、ばばばあちゃんシリーズを集めています。 * * * * * ちゅうりっぷ3組 ちはる先生 <クラスで今人気の絵本> 「はらぺこあおむし」 作・絵:エリック・カール 訳・もりひさし (偕成社) 「ぐうぐうぐう」 作・絵:五味太郎 (文化出版局) 「大きなかぶ」 作:A・トルストイ 絵:佐藤忠良 訳:内田莉莎子 (福音館書店) どの絵本もくり返しが多く出てくるお話なので、子どもたちも話を覚え、一緒に声を出して読んでくれる楽しい絵本です。 <思い出の絵本> 「ぐりとぐら」 作:中川李枝子 絵:山脇百合子 (福音館書店) 私が保育園生の頃、担任の先生が、クラスの子どもたちをひざの上にのせて読んでくれた絵本です。 * * * * * もも3組 ひろみ先生 <クラスで今人気の絵本> 「くろずみ小太郎」 作・絵:飯野和好 (クレヨンハウス) ”14ひきのねずみシリーズ” 作・絵:いわむらかずお (童心社) ”ばばばあちゃんシリーズ” 作・絵:さとうわきこ (福音館書店) 「ねずみくんのチョッキ」 作:なかえよしを 絵:上野紀子 (ポプラ社) 「ねぎぼうずのあさ太郎」 作・絵:飯野和好 (福音館書店) 「寿限無」 作:齋藤孝 絵:工藤ノリコ (ほるぷ出版) 私自身、個人的には福音館の絵本が好きです。絵がきれいで、ページをめくるのが楽しみ。また、声に出した時のリズムも良い。子ども達は毎日絵本を読んでもらうことを楽しみにしています。これからも良い絵本を選び、子ども達に「読み聞かせ」していこうと思っています。 * * * * * 「もこ もこもこ」は不思議な絵本ですが、本当に子どもたちに人気です。 ちゅうりっぷ組の子どもたちがキッズフェスティバルでも楽しんだ「はらぺこあおむし」も、 すっかりお話まで覚えてしまったのですね(^_^) また、くろずみ小太郎やねぎぼうずのあさ太郎の絵本は、 講談調と言ったらいいのか、ちょっとおもしろい文章。 読んでもらっている様子も見てみたいです(笑) 元気なばばばあちゃんシリーズも人気ですね。 季節の話、食べ物の話・・ 福音館書店の月刊誌「こどものとも」「かがくのとも」として 出版されたものがハードカバー化されています。 昨年も「うみのおまつり どどんとせ」が 「こどものとも 8月号」として出版されました。 ちなみに410円。ハードカバーだと800円以上になるのでお得感ありっ♪ あつこ先生、ちはる先生、ひろみ先生、お忙しい所ありがとうございました! 各クラスひとまずこれで一巡させていただきました。先生方には本当に感謝感謝です。 (3月は・・・さて、どなたにお願いしようかな〜?!) 2007.01.14 Sunday
絵本、先生に聞いてみました。 *その4*
幼稚園で、子どもたちはどんな絵本を楽しんでいるんだろう? 「絵本、先生に聞いてみました。*その4*」は ティンクルクラス&ちゅうりっぷ4組&もも2組です。 * * * * * ティンクルクラス まり先生 <クラスで今人気の絵本> 「おひさま あはは」 作・絵:前川かずお (こぐま社) 今、クラスみんなで楽しんでいる絵本は「おひさま あはは」です。この絵本は文が少なく、年齢の小さい子も楽しめます。おひさまや木、魚や犬たちがとても楽しそうに「あはは」と笑っている表情を見ているうちに、クラスの子どもたちも笑顔になっています。この「あはは」のことばで手遊びの「手をたたきましょう」を思い出して歌いだす子がいたり、お話の最後に登場する男の子が口を「へ」の字にまげている所では「なんでおこってるの?」「きっとおねしょしちゃっておこられちゃったんだよ」とイメージをふくらませてみたりと、文が少ないことでいろいろな楽しみ方ができる1冊です。 <思い出の絵本> 「ぼくはあるいた まっすぐまっすぐ」 原作・マーガレット・ワイズ・ブラウン 文・坪井郁美 絵・林明子 (ペンギン社) 私の心に残っている絵本の1つで、この物語は、主人公がおばあちゃんの家にいくためには「まっすぐ」道を行くのだと知り、川を越えたり犬に出会ったりしながらおばあちゃんに会いに行くお話です。 以前、保育園で2歳児クラスの担任をした時、近くの遊歩道をクラスのみんなで散歩していたら、1人の子が「ここ、まっすぐ行ったらおばあちゃんいてるかな?」と言いました。絵本の中の道とイメージを重ね合わせていた様子で、次々に周りの子も「いるかも!」と大騒ぎになりました。そこで、ごっこ遊びの1つとして担任の1人がおばあさんに扮し出会ってみることにしました(担任だ、と分かるほどの扮装です)最初に見た時は戸惑っていた子どもたちでしたが、他の担任とも一緒に話をしていくうちに楽しくなり、散歩から戻って来た時には「また会いに行こう!」と会えるのを心待ちにする姿がありました。それから散歩へ行くと時々会える”おばあさん”に手裏剣のプレゼントをもらったり、手遊びを教えてあげたりと、やりとりを楽しみました。最後は「お引越し」してしまったおばあさんですが、絵本がこんなに子どもたちの心に残り、そしてそこからどんどんイメージが広がって楽しく遊べるんだということを教えてもらった1冊でした。 これからもこんな風に素敵な絵本に出会えるよう私も子どもたちと一緒にどんどん読んでいきたいと思っています。 * * * * * ちゅうりっぷ4組 なつみ先生 <クラスで今人気の絵本> 「ねずみさんのながいパン」 作・絵:多田ヒロシ (こぐま社) 楽しいフレーズが繰り返し出てくる、年少組にピッタリの絵本だと思います! 「ひらいた ひらいた」 作・絵:わかやまけん (こぐま社) わらべうた”ひ〜〜らいた ひ〜らいた♪”のメロディーで読む(歌う?)本です。子どもたちは口ずさんだり、リズムに合わせて体を揺らしながら楽しんでいます。 <思い出の絵本> 「めっきらもっきら どおんどん」 作:長谷川摂子 絵:降矢なな (福音館書店) 子どもの頃から大好きな絵本です。”おかしな3にん”と私も一緒に遊びたい!と思っていました。 「おばけパーティ」 作・絵:ジャック・デュケノワ 訳:大澤晶 (ほるぷ出版) ページをめくるたびに、おばけの不思議な姿を楽しめます! * * * * * もも2組 みな先生 <クラスで今人気の絵本> 「おしいれのぼうけん」 作:ふるたたるひ 絵:たばたせいいち (童心社) どんどん続きを知りたくなるようなワクワクする絵本です。でも内容(話し)が長いため幼稚園にあってもなかなか借りられることの少ない絵本でもあります。しかし、集まりで読んでみたところ、大人気に!!絵本借りの時に取りっこになる程、子どもたちの大好きな絵本になりました。読み聞かせに、ぜひおすすめします! <思い出の絵本> 「おおきな木」 作・絵:シェル・シルウ゛ァスタイン 訳:ほんだきんいちろう (篠崎書林) 私の大好きな絵本です。本当の優しさだったり、相手を思いやる気持ちを考えさせられるような内容で心が温かくなる絵本です。ちょっと泣きそうなくらい感動したので、ぜひ大人の方に読んでもらいたい1冊です。 * * * * * 「ぼくはあるいたまっすぐまっすぐ」の絵は「はじめてのおつかい」などで知られる林明子さん。裏表紙まで楽しめます。絵本の中のフレーズが子どもからふと口をついて出ると、なんだか一緒に読んだ側もワクワクしますね。「ひらいたひらいた」は「こぐまちゃんのほっとけーき」などのこぐまちゃんシリーズの1冊。子どもと一緒に唄いながら読むのも楽しそうですね!♪さよならさんかくまたきてしかく♪って唄えるこぐまちゃんの絵本「さよならさんかく」もあります。「めっきらもっきらどおんどん」はre.の絵本棚にもあって、子どもたちに人気です。現れた3にんの顔にちょっとびっくりしますが、とっても面白いお話です。また、「おしいれのぼうけん」は確かにちょっと長いお話ですが、年中のもも組さんでも、もう楽しめるんですね。参考になりました。 まり先生、なつみ先生、みな先生、お忙しい所どうもありがとうございました。 年度内に全クラスの先生にお聞きしたいと思っています。またどうぞよろしくお願いいたします。 2006.12.19 Tuesday
絵本、先生に聞いてみました。 *その3*
幼稚園で、今、子どもたちが先生と楽しんでいる絵本ってなんだろう? 「絵本、先生に聞いてみました。*その3*」は、ちゅうりっぷ5組&すみれ1組です。 * * * * * ちゅうりっぷ5組 ちさと先生 <クラスで今人気の絵本&思い出の絵本> 「ビビビビビ」「ドドドドド」 作・絵:五味太郎 (偕成社) 毎週金曜日の絵本の貸し出しで、ちゅうりっぷ5組で人気のある絵本といえば「ビビビビビ」「ドドドドド」があげられます。リズム感溢れる言葉と、見ていて思わず自分が動きたくなってしまうような、ちょっと不思議な絵の世界に子どもたちの想像力が強くかきたてられるようです。そういえば、我が家の息子(高校2年)も、幼稚園時代、この2冊の絵本が大好きだったなあ・・・。「ビビビビビ・・・・・」「ドドドドド・・・・・」と、よく口ずさんでいました。娘(中学1年)が好きだった絵本もたくさんあるけれど、特に「ゆうびんやさんのホネホネさん」作・絵:にしむらあつこ(福音館書店)が、大好きでした。この絵本は、色のついていない白黒の世界なんですよね・・・だから、娘は何度も読んだ後、とうとう色鉛筆でぬり絵のようにして、色をぬってしまいました。それほど、大好きだったのです。ぜひ読んでいただきたい1冊です。大人も楽しめますよ!!そして、私自身の幼稚園時代の思い出の絵本は、なんといっても「ぶたぶたくんのおかいもの」作・絵:土方久功(福音館書店)です。絵本の中のセリフ「ぶたぶた・・・」を当時、テープレコーダー!!(古いなあ・・・)に録音までする熱中ぶりでした。 * * * * * すみれ1組 なつこ先生 <クラスで今人気の絵本> 「カッパのすもう」日本民話のえほんシリーズ 作:小沢正 絵:太田大八 (教育画劇) <思い出の絵本> 「しずかのけっこん」 作・絵:田島征三 (偕成社) ”やぎのしずか”シリーズの絵本で「しずかのけっこん」が思い出に残っています。1回目に子ども達に読んだ時はやぎが結婚してリアルに交尾するシーンの絵が描いてあるので、子どもたちは『?』という感じでした。しかし、実際に自分のクラスで飼っているやぎが目の前で交尾したのを見た時、『やぎのしずかと同じ!』と言っていた時に『理屈ではわからなくても実体験で伝わるんだ・・・』と感じました。 * * * * * すみれ1組ではやぎの世話をしています。やぎの結婚や(シルバーの)死を間近に見た子どもたちにとっても”やぎのしずか”シリーズは思い出の本になりますね、きっと。もしかしたらやぎの(みなちゃんの)出産にも立ち会えるかな? また、ちゅうりっぷ5組で人気の五味太郎さん。他にも「ぬぬぬぬぬ」「るるるるる」「んんんんん」など色々ある楽しいシリーズになっています。お子さんが気にいるのはどれかな(^_^)?それにしてもホネホネさんに色を付けるとは!結構カラフルになるかも?見てみたいです・・・。ところでテープ、残ってますか? ちさと先生、なつこ先生、お忙しいところどうもありがとうございました。 次は何組かな?またどうぞよろしくお願いしますm(_ _)m 2006.11.17 Friday
絵本、先生に聞いてみました。 *その2*
幼稚園で、今、子どもたちが先生と楽しんでいる絵本ってなんだろう? 「絵本、先生に聞いてみました。*その2*」は、もも1組&すみれ2組です。 * * * * * もも1組 みつよ先生 <クラスで今人気の絵本> 「いただきバス」 (作・絵:藤本ともひこ 出版社:鈴木出版) この絵本は、おはなしをするバスとねずみくんたちがお出かけをするストーリーになっています。バスがおはなしするのがとっても面白かったり、行く道のりでバスが変形するのが楽しい絵本です。子ども達にも大人気!一緒に絵本を見ながらバスのセリフを言ったりするのが楽しいですよ。 「へんしんマラソン」 (作・絵:あきやまただし 出版社:金の星社) この絵本はことばあそびが楽しめる本です。ことばを何度もくり返していくうちに、違うことばに変身していくのです。子ども達とことばを一緒に言うのがとっても楽しく、今、一番人気の絵本です! * * * * * すみれ2組 みさき先生 <クラスで今人気の絵本> 「さるのせんせいとへびのかんごふさん」 (作:穂高順也 絵:荒井良二 出版社:ビリケン出版) 「こぶたのまーち」 (作・むらやまけいこ 絵・堀内誠一 出版社:福音館書店) 「ぶたのたね」 (作・絵:佐々木マキ 出版社:絵本館) すみれ2組の子ども達はこれらの絵本が大スキです。どれも動物が出てくる絵本で「次はどうなるのかなあ?」と考えたり、子どもたちが自然と笑顔になったり、読んでいる保育者も子どもたちと一体となって楽しめます。 是非オススメなので、読んでみてください♪ * * * * * もも1組さんではことばあそび、すみれ2組さんでは動物の絵本が今人気なのですね〜。 あきやまさんの変身シリーズはマラソン以外にもトンネル、トイレ、コンサート、オバケ!?と続々登場しています。(読み方のコツ、みつよ先生に教えて欲しい・・・) 「さるのせんせいとへびのかんごふさん」はNHKのてれび絵本で放映されていました。小堺一機さんの読みが楽しかったですよね。でもお母さんお父さんが読んでくれるのは、きっとまた格別。気に入ったお話を子どもと一緒に楽しむべしです♪ みつよ先生、みさき先生、お忙しいところありがとうございました! 次は何組かな?またよろしくお願いしま〜すm(_ _)m 「こぶたのまーち」はどうも絶版になってしまったようですが、足利の県立図書館に紙芝居がありました。 12月2、3日の絵本フェアで読めるといいなと思ってます♪ 2006.10.21 Saturday
絵本、先生に聞いてみました。 *その1*
幼稚園でも先生と子どもたちで絵本を楽しんでるらしいけど、 今、どんな本を読んでもらっているの? どんな顔して楽しんでいるの? って、思ったこと、ありますよね。 で、お忙しい中、先生方にお願いして、 ちょっとだけ絵本のこと、教えていただけることになりました。 題して「絵本、先生に聞いてみました。」 記念すべき?第1回はちゅうりっぷ(年少)1&2組です! * * * * * ちゅうりっぷ1組 まさひこ先生 1.クラスで今人気の絵本 「ゆうたくんとしょうぼうしゃ」 (作:なかえよしを 絵:大久保宏昭 出版社:教育画劇) 今、ちゅうりっぷ1組では乗り物にとても興味を示しており特に消防自動車を好み、 積み木で作ったりして楽しんでます。また、最近では段ボールを赤の絵の具で染め、 消防自動車作りをしました。子どもたちは本を通して色んなことをイメージして遊び だしているんだなあと実感しました。 2.先生の思い出の絵本 「はらぺこあおむし」 (作・絵:エリックカール 訳:もりひさし 出版社:偕成社) この絵本は私自身短大生で「幼稚園教諭」を目指し、初めての実習を行った時に 読んだ思い出の絵本です。この絵本を読むといつもあの頃を思い出し、「頑張ろう!」 と思い、笑顔になれるのです。 * * * * * ちゅうりっぷ2組 めぐみ先生 1. クラスで今人気の絵本 「ぺたぺた」 こどものとも0.1.2. 2004年10月号 (作・絵:U.G.サトー 出版社:福音館書店) 0〜2才児向けの本で、字数も少なめです。繰り返し読んでいるので、 子どもたちも保育者の言葉を真似して読んでいます。この本には、いくつか 食べ物が出てくるのですが、読み終えた後にみんなでパクっと食べるのが 楽しみなようです。 2.先生の思い出の絵本 「てぶくろ」 (作:ウクライナ民話 絵:エウゲーニー・M・ラチョフ 出版社:福音館書店) 幼稚園時代に劇でやったので、この本を見かけると懐かしい気持ちになります。 ちなみに役は、かわいい『きばいのしし』でした!!(笑) * * * * * 子どもたちの作った段ボールの消防車、 絵本に出て来るものをパクっと食べちゃう子どもたちの顔、 想像してみるだけで、こちらも楽しくなります♪ ちなみに、めぐみ先生から紹介の「ぺたぺた」は月刊誌なので (福音館の月刊誌は400円前後という嬉しい価格。re.でも購入できますよ) 現在書店にはありませんが、図書館に行けば借りることができます。 また、福音館書店のHPを見ると在庫ありとなっているので、取り寄せも可能のようです。 福音館書店の「てぶくろ」は出版されて40年以上たっていますが 最近ブロンズ新社や、のら書店その他、色々な「てぶくろ」が出版されています。 主人公が男の子だったり手袋が毛糸だったりしかけがあったり・・。 基本的なお話は同じですが、読み比べてみるのも面白いかもしれません。 先生方、お忙しい所ありがとうございました。 年度内に各クラス一巡させていただけたらな〜と思っていますので これからもよろしくお願いします!
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